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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ボビン(、、)とは、ボビンレースを作るための道具のひとつである。長細い棒状の形態をしており、ヨーロッパ各国では、地域性のある形状をし、材質も様々であり、装飾がほどこされているものが多い。 アンティークボビンは、代々受け継がれて使用されることが多く、市場に出回ることは稀である。大きさは、織り上げる糸の種類によって様々である。ヨーロッパの博物館等で展示されているのを見ることができる。 また、日本では木製の汎用ボビンが市販されている。 Image:BoixetGaudioliverapetit.jpg|スペイン式ボビン Image:BoixetDiversitatpetit.jpg|スペイン式ボビン Image:Ursuline lace.jpg|ベルギー式ボビン File:The bobbin of the British type.jpg|イギリス式ボビン Image:Knipletrad.jpg|デンマーク式ボビン File:Ancient Egyptian bobbins.jpg|古代エジプトのボビン イギリス式ボビン(ミッドランドスタイル)は大陸で使われているボビンとは形が異なり、美しい装飾も施されている。通常の長さはスパングルと呼ばれるビーズの装飾部分を除いて9〜10センチ程度である。 ボビンは通常、木、動物の骨などから作られる。多くは木製であり、骨で作られたボビンは数が少なく、高価だが、木製よりも長持ちする。真鍮、銀メッキ、鉄などで作られたものも見受けられるが、重くなるため、通常よりも細めに作られる。また、極稀に象牙で作られたボビンもあるが、大変高価な物であり、普通のレースメーカーには手の届かない物である。ガラスや銀製のボビンも知られているが、実用性は無く、むしろ鑑賞目的である。初心者向けにプラスティックのボビンも販売されている。 == 関連項目 == * デンマークボビンレース * ボビンレース * レース (手芸) * ヴェネツィアンレース * フランスのレース * フランドル地方とレース 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボビン (レース)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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